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日本のバス社会のあり方が変わろうとしています。バス交通のサービス提供に関して事業所と行政の二者から構成されていたバス社会。これに市民が加わり事業所・行政・市民の三者からなるバス社会の新たな形が生まれようとしています。それに伴い新しいバス社会の形を考えようと、様々なイベントなどが実施されています。

 

○全国バスマップサミット
 このほど市民が果たせるバス社会への役割を考えようと、全国バスマップサミット(主催:RACDA、まちかど研究室)が岡山県岡山市で開催されました。全国各地の市民団体が各自で作成した「バスマップ」を持ち寄り意見・情報交換を行いました。サミットでは、公共交通に精通した大学講師やジャーナリストを招いての講演、市民団体の活動・事例発表などあり、参加者はよりよいバス社会に向けての認識を深めました。

○ 島根県バス交通フォーラム
 日本でのバス創業百周年を記念してこれからのバス交通を考える場としてバス交通フォーラムが松江市くにびきメッセで開催されました。パネルディスカッションでは、大学の先生やバス会社の社長、まちかど研究室の田中がパネラーとして参加。田中はバスブックや駅前バス案内などの取り組みを紹介しました。
 ディスカッション全体では、バス交通の重要性を認識するものの、現存のバス事業所の独立採算による事業展開の困難性が一番の課題として上がり、今後のバス社会の展開が話し合われました。
 なかでも一畑バスの清井悦郎社長の訴えた「島根県においてバス運行を事業所の独立採算制で企業活動として続けるのは困難だ。今後一部の運行業務を自治体からの請負業務にしては」との発言に対し、松江市交通局の「国も地方も財政が厳しい。むしろ民営化を進めて行くべき」との発言が争点の一つとなりました。(安井大介)